2016年12月5日月曜日

あらためて自分と他人との違いに気づく②~感想:AIセミナー

村田です。

前の投稿
あらためて自分と他人との違いに気づく①~感想:AIセミナー
のつづきです。

まずは、
月1回のアドラー心理学の読書会で
お世話になっている一尾茂疋さんの感想ブログをお読みください。

概要・流れはこんな感じ。
私が印象に残ったことを、ここから少しずつ。

冒頭の藤野さんの“前座”で
せっかく学びに来たのであれば、是非、実践してもらいたい!
と言われたのは

①知る→②使う→③つくる→④話す

①知る・調べる
このセミナーで聞いた新しい言葉

シンギュラリティー
Deep Learning
…とかって、ご存知ですか?
私は、これからボチボチ、1つずつ。

説明中の湯川さん。

「1度読んでみて!」と、
藤野さんからご紹介のあった経済産業省の資料はPDF114ページ分。
読めるかな(*_*;。

②使う
紹介されたのは、LINEのりんな
 私はLINEも微信も止めちゃったので、まずは調べるところまでは調べてみたよ。
 会場ですでに使った事がある、と答えたのは2割ぐらいだったかな?


そして…

私はこの日に話を聞いて、思い出したのが
やっぱり中国留学時代の話です。

約20年前の確か他の地方に留学している友人を訪ねる&中国三峡下りを入れ込んだ
南京~上海~武漢~重慶~四川~西安の1人旅。
ものすごく記憶があいまいになってきたけど、
長距離電車と船での車内では、毎日、トランプしながらの雑談でした。

当時、毎回どこへ行っても聞かれたのは
「日本の自宅にテレビや洗濯機はあるか?いくらで買ったの?」
っていう話。
「自宅には前からあって、
自宅のはいくらで買ったかは知らないけど、相場ではこのくらいの値段のもの。」
と、答えたり…
家電&物価&収入の話でもちきり。
私が“日本人”だと知ると
どこへ行っても
「日本は便利で裕福でいいな~。」という中国人の羨望のまなざし。

このブログで
何度も書いてるけど
留学先の南京の寮の
個室には、
TV・洗濯機・エアコン・ストーブ・冷蔵庫・浴室・トイレ・電話・PCなし。
真夏、最高気温41℃・湿度60%以上の時に

冷蔵庫・エアコン・冷たい飲食物が買えない生活はそれはそれは大変だったし、
反対に気温が10℃以下になっても、暖房が無くて、寝る直前までコート着たままで肩が凝る。

それでも私はむしろ、“昭和初期の日本”にタイムスリップしたような生活を楽しんでいました。

“ちょっと不便な生活”で私が得たものは多くて…

*朝早起きして、気功&太極拳
*授業は午前中に終わり。

*12~14時は昼寝(当時は中国人にシエスタの習慣あり。その間、休業する店も多数。)
*午後はちょろっと補習にでる。
*夕方から市場へ買い出し&自炊、もしくは学生食堂へ食べに行く(18時までに。)
*20時までに予習&入浴(お湯が出なくなるから)
*何もなければ21時就寝(もしくは、誰かの部屋で飲む!

*地下鉄がなかったから、移動は徒歩・バス・自転車
と、毎日、ほぼ、健康的な生活。

TVやネットがないので、
本を読んだり、
友達と街へ散策に行ったり、
仲間と語り合う時間を長~くとることができました。

なので、
当時、中国のあちこちで進んでいた急速な都市開発で、
どんどん便利な生活になっていくのを、私は憂いていて
「歴史的建造物や、古い町並みを残さずに、中国がどんどん発展していくのは寂しい。」
と言うようなこと、
話し相手の中国人のおじさんに言ったら

「日本での暮らしは、
何もかも、簡単に手に入れることができて、
普通に生活ができていているから、あなたはそんなことを言うんだよ…
。」と。

当時言われた、その一言が今でも忘れられません。
そして、当時20代前半で、一言も言い返す言葉が浮かんでこなくて、
確か、次の食事の時間ぐらいまで、
しばらく1人、持参した本を読んで
沈黙の時間を過ごしたように記憶しています。


時は過ぎて、今年の8月の北京・天津への家族旅行。
2年間で、中国人のスマホ所有率はますますアップ。
駅や街中では、スマホとにらめっこしている人がますます増えて、より一層静かになっていました。


北京では、同世代の中国人の友人たちは、お財布持たずに外出。
微信(日本のLINEみたいなアプリ)で支払がスピーディー&スマート

車にはカーナビは車に装備していなくて、
スマホやタブレットを計2~3機持ちしてました。
荷物、それだけで重そう…。

北京のマクドナルドでは、
店内入り口に注文&支払いもすべてできる大きなタブレットみたいな機械が設置されていて
注文→支払を1人で完結(これで注文すると、10元オフ。)
友人は店員から品物を受け取るだけでした。

私達の中国人の友人達が、その後すぐに来日したのですが、
彼らが日本に来る目的は、
「自然を楽しみ、のんびりするため。」だったり、
「子供達とゆっくり過ごすため。」
“爆買”は二の次だったりします。
所得もおそらく我が家が一番少なくて(汗)
ダブルインカムで、不動産もすでに複数件持っている家族も。

何だか、20年前と立場が逆転しているし、
IT化は、都市格差があるものの、北京・天津はずっと進んでいる印象でした。
仕事でお世話になっていた私達の両親世代(60~70代)の人達
も、
SNSとか、結構スマホを使いこなしていました。

大気汚染など、環境問題も中国で大きな問題になっているし…。

去年から、1人っ子政策も廃止されて
子供が2人いる知人もチラホラだし…。

世界中がビックリするような“金持ち村”が出現していたり…。

こんな短時間に
これだけ中国人の“価値観”や“ライフスタイル”が大きく変わっていくなんて
20年前の私は、全然、想像もしていませんでした。


日本人の私達の方が、
中国を含む周りの国々の大きな変化に
ボーッとしていて、気づかないまま
あっというまに、現在まで来てしまったんじゃないかな?

「物事の本質とは何か?」
「“しなやかに変化する”っていうのも大事だけど、
私達が“これからも、これだけは大切に守っていくべきモノやコト”って、何かあるのかな?」
とか…、
考えるにあたり、
昨日の講座を聞いていて、ふと昔の事を思い出しました。


また、つづく。



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