2016年5月27日金曜日

集まる前から始まっていた読書会~『わかりあえないことから』(その③)

村田です。

3週間つづいた歯医者の通院。
歯磨き指導が本日ようやく一区切り。
今までのクセを改善する、って本当に根気がいりますね…(-_-)。

さて、
集まる前から始まっていた読書会~『わかりあえないことから』(その①)
集まる前から始まっていた読書会~『わかりあえないことから』(その②)

続きです。

どきどきしながら、いよいよ読書会がスタート。
参加者のお一人の自宅のリビングにて。

事前に1~4章を読んでくることになっていましたが、
「夫の気づきポイントはそこ?!」というのは面白かったけど
新書アレルギーの私。
そんなに自分自身の頭に引っかかる所はあまりなく、
家では「はあ…、そう…」といった感じ。

『わかりあえないことから』
本を裏返してみると、帯の裏側には、こんなキャッチコピー。

司会・進行は、主にちまきさん。
彼女の当日の様子を紹介したブログはコチラです。

自己紹介をしてからいざスタートしてみると、
参加者の人達が
「何度読んでも、ここに書いてあることが“そうそう!”って共感できるんです。」
という箇所や気に入っているフレーズを教えてくれました。
一緒に読み返してみると、
あら、不思議。
「本当だ!そうそう!自分にもそんな経験、あったあった!」と
話をしているうちに、新書との距離がぐぐーっと近くなっていきました。

約2時間話していて、本に付随して、私が体験談をお話ししたのは、主に2つ。
まずは、1つめ。

■これからのコミュニケーション能力に求められる「異文化理解能力」(P16)について
 ~中国南京での留学生活から感じたこと~

大学の敷地内にあった留学生宿舎で2年間過ごしました。
約100か国の国から約150名の留学生が集まり、共同生活。
到着直後は、ほとんどの留学生が中国語を話せず、ゼロからのスタートでしたので、
共通言語は当初、英語かフランス語が主流。

私は日本の大学で3年半、中国語を習ってから留学。
「中国で生活するなら、共通言語は最初から中国語でしょ!」
と、思い込んで渡航した私は、
最初は、中国語が通じない事に戸惑い、何だか肩身の狭い思いをしました。
(相手が解らなくても、ほぼ、中国語で通しましたけど。)
でも、約3カ月もすると、日本人男性を除いた外国人留学生は、
まるで赤ちゃんが言葉を覚えるように、
失敗を恐れず、
体当たりで場数を踏み、
どんどん会話が上達していって、
すぐに共通言語は中国語になった話をしました。

(日本人男性は、本当にシャイな人が多かったのです。
1年間、最後まで、授業以外は逆に日本語で通した人もいました(+o+)。)

その当時に感じたのは…、
*外国語はコミュニケーションの“道具”でしかないこと。
*話相手を引きつける魅力のある人は、
 語学力よりも
 “色々な事に、興味や関心があること”
 “特技があること”
 “自分の考えを伝えられること”
 “相手を受け入れられること”
 “目の付け所がいい”
 など、「自分の引き出しをたくさん持っている人」だったなあ、と振り返りました。

 以前にも、ブログに似たような事を書いてました→コチラ

そこで、
他の参加者の人から、“外国語関連”で、他の体験を2つ聞きました。
●「言葉が通じない読めない外国へ旅行した時の話」

私もあるある!
中国は国土が広く、56の少数民族が住んでいて、
漢語(標準語)がほとんど通じない場所もあります。
留学中に中国から行った、タイ・ラオス・ベトナムは、
今、振り返ると、本当にサバイバルな旅行だったなあ…。

●「外国語を話す時に、自分が切り替わる“スイッチ”が入るよねー?」

私はこれにも、とても共感!
「言語の切り替えスイッチ」で、何が変わるのかな?と、帰宅後に一人考える。
私は
*声の大きさ
*表情
*語気
*声のトーン
*ゼスチャー
*思考
(で、人格も?)

私の夫、
このスイッチの切り替えが、とても上手くて、何度見てもこれには感心!
中国語の彼は、“別人”になります(笑)。


外国語でなくても、
日本語にも“スイッチの切り替え”はあるかと思います。
友達

学校
セミナー中
体調が悪い時…など
話す相手や状況によって、「自分のスイッチやボタン」を押したり戻したりしているかと。

皆さんは、“スイッチが切り替わる感覚”ってありますか?


そして、“2つめ”に続きます。

【募集中です。M-cafe@名古屋(読書会)】

■6月17日(金)10:00~@名駅(残席 Part3(P68~)
■6月22日(水)9:30~@伏見(残席 Part5(P150~)

詳細は→コチラ 





0 件のコメント:

コメントを投稿