2015年12月4日金曜日

尊敬、信頼、正しさ…とは?

村田です。

娘は年長です。
幼稚園での出来事はあまり話さなくなってきたけれど
周りの子も言葉が達者になってきているようで…
2学期以降、
日々、クラスでは
自我と自我がぶつかり合い“ドラマチックな事”が起こっているらしい。
同じクラスのママ友から、チラチラッと耳にすることが増えました。


昨晩、娘が
「××先生が言っている事は、ぜ~んぶ、正しいんだよね?!」
という質問を、私にぶつけてきました。

ほほー!
と思い、
「○○ちゃんは、なんでそう思う?」
と私は聞いてみると…

「だって、私は××先生の事、大好きだから♪」
と言いました。




そして、私の頭の中では“今までの学び”がグルグルグル…

私:
「そうだね~。お母さんも、××先生の事、大好きだな(^_^)。」

「××先生は、みんなの“先生”だから、いつも色々な事を教えてくれるよね?
それは、先生もみんなの事が大好きだから
みんなが仲良く過ごせるように
いろいろな事が自分で出来るようになるように
“正しいこと”をいろいろ教えてくれているかもしれないね。
でも…
××先生も、みんなと同じように
お腹がすくと、元気がなくなる
意地悪されると、悲しくなるんだよ。
だから、
そういう時は、
お母さんみたいに
たまーに忘れ物もするし、
時々、“前言っていた事”と違うことをみんなに伝えちゃったりすることもあるよ。

そんな時は
大好きな先生にも、
「私はスプーンがあるから、箸を貸してあげる!」と言ってもいいし
(実際に、先日、先生に箸を貸した娘。)
「先生はそうやって教えてくれたけど、私はもっと“いいやり方”も知ってるけどな…。」
と、
先生が怒ったり傷つかないように、伝えてあげるのも
カッコイイ!とお母さんは思うな。
“○○ちゃんが大好きなお友達”に対しても、一緒だよ。

と、私の意見を伝えてみる。
娘は
「…。ふーん。なるほどね。」


その後、娘からもう一つ質問が。
「△△ちゃんは、
字を書くのも、計算が早いのも、お支度するのも、ご飯を食べるのも
クラスで1番じゃないと意味ない!っていうけど、それは?」

私は
「この前のクラスリレーみたいに、
皆で力を合わせて、1番になるために一生懸命練習することはダイジ。
いつ、どんな方法で練習をしたら1番になれるか?
わからなかったら、誰かに「教えて」とか「一緒に練習しよう。」って聞いてみる。
自分で考えながら、ちょっとずつその日にむかって練習することも大切。
その日に1番がとれた事はすごい事だし、
みんなでその時に「がんばったねー!」とほめてあげるのはいいこと。
だけど…
その時1番をとったら、皆より何もかもできるすごい人で、
1番をとった人の言う事をみんなが絶対聞かないといけない、
とは、お母さんは思わないけど。
足が速くなくたって、歌がとってもうまい子もいるよね?」

またまた
反応は
「…。ふ~ん、そうなんだ。」


皆様は、こんな質問をされたら、
どうやって答えるのでしょうか??

だんだん、難しいことを質問するようになってきたのですが
子供に“抽象的なこと”を伝えるのは
とても勉強になりますね。


娘は
“他のお母さん”と比べて
「ちょっと変わったことを言うおかあさんだな。」
と、思っているようだけど…
私は私で、まあいいや。

と思っている、今日この頃です。


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本日通りがかったお寺の掲示版。




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