2015年6月16日火曜日

じゃあ、どうして留学したの?(わたし編②)


村田です。


どうして留学したいと思ったの?(学生編)
じゃあ、どうして留学したの?(わたし編①)
のつづきです。



日本出国当日
大阪の伊丹空港まで、母が見送りに来てくれました。

大阪から上海へ。
上海到着後は、タクシーでホテルまで移動。
一泊して、上海からの300キロ、鈍行列車にのって南京へ。

到着後、タクシーに乗るも
メーターがついていなくて、到着早々、ぼったくりの洗礼に会う(;_:)。

ようやく大学の正門に到着してみると…



南京師範大学・隨園キャンパス

“東洋一美しい”と言われるキャンパスが目の前に。
無事到着して
ものすごく、ホッとしたのを覚えています。


早速、中国人の学生に
ドキドキしながら
「留学生宿舎はどこですか?」と聞くと
「連れて行ってあげるよ!」と言って、ホテルまで同行してくれました。
正門から、歩いて10分ほど。
大きなスーツケースを引いて歩くにはややしんどい、
敷地内の小高い丘の上のポツンと離れた場所に
ホテル(外国人教員のゲストハウス&留学生宿舎)はありました。

留学生は、世界各国から当時、約100名ほど。
全員宿舎で一緒に生活していました。

日本人は私費・公費あわせて10名ほどだったと思います。


部屋は2人1組。
バス・トイレ・キッチン・洗濯機・TVは共用。
個室には、扇風機、机とベットと小さなキャビネット&ロッカー。
クーラーなし!ストーブなし!冷蔵庫なし!
南京は、“中国三大かまど”の一つ。真夏は40℃近くまで気温が上昇し、湿度も高く蒸し風呂のよう。真夏はよく、スズメなど生き物が道路でひからびて死亡していたぐらい。
コメや油断するとロッカーの中も梅雨時はカビが。
扇風機回しても、熱風が回るだけだからね…。


各階に部屋や廊下を掃除してくれる、
中国人の“おばさん”が平日は1人常駐していて
その人(もちろん中国語しか話せません!)が、
日中の電話の取次ぎを。
夕方以降にかかってきた電話は、
電話台から一番近い部屋に住んでいた、
私&ルームメイト(大阪の人でした。)が電話交換手。
携帯やノートパソコンなんて、もちろん持参してないし
大学の“PC貸出サービス”なんていうのも、当時は無し。


到着後、
ホテルから国際電話をかけることができなかったので、
国際電話がプリペイドカードでかけられる公衆電話を探して、
自宅へ電話。

「無事着いたよ。
でもね、私に電話をかけてきても、共用の電話だから。
誰が電話を取るか分からないし、
日本人じゃない人が電話に出たら、部屋番号と名前が通じないと取り次いでもらえないみたい。
こちらからかける国際電話代は高いから、最小限しか連絡できないからよろしく。
本当に急ぎの事があったら、ホテルにファックスしてね。」

日本から電話→ホテルフロント→各階へ転送→おばさんが取次ぎ
2回中国語しゃべらないと繋がらないシステム。



そう、伝えたら
「それは、ほとんど、連絡がつかないってことだね…。分かった。」
と親は一言ぽつり。


両親はおそらく、とても心配だったと思います。
でも、そこで、あきらめもついたんだと思います。


唯一の安否確認は
約1カ月に一回程度の、手紙&写真同封の“文通”。
もしくは、お互いの旅先からの絵葉書のみ。


私が留学していた頃は
お隣の国なのに…
連絡したくても、すぐできない。
帰りたくても、すぐに帰れない。
そんな感じでした。


募集中!オトナの貿易ゲーム@名古屋

■6月30日(火) 10:00~12:00
■ランチ交流会  12:00~14:00

■定 員  20名 (残2
■参加費 5、000円(ランチ代+ドリンクバー代込)
■場 所  CHIKUSA GURILL
 (JR中央線・名古屋市営地下鉄東山線千種駅①出口北徒歩1分)
 TEL052-325-6558
 http://c-grill.com/

■お申込み
下記URLより、お願いします。
メール受信後、案内詳細を返信いたします。
(PC・スマホ共用)http://ws.formzu.net/fgen/S8210395/
(携帯専用)http://ws.formzu.net/mfgen/S8210395/

遠方からのアクセスも良好な場所での開催です。
当日、皆様とお会いできる事、楽しみにしています。














ピロリ菌除菌の薬は、アルコールとの相性が悪く…
薬を飲みきった本日
今年初めて、母が作ってくれた梅酒解禁~♪

つづく



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