2014年5月14日水曜日

スミマセン

村田です。

「ありがとう。」は身内にも素直に言いたい、
先日の記事でお伝えしました。


その反対に、軽率に使ってはいけないと、日々感じている言葉があります。

「すみません。」という言葉。
日本語では
①申し訳ありません(謝罪)-どうもすみません。
②ありがとうございます(感謝)-すみません。お陰様でたすかりました。
③頼みます(依頼)-すみませんが、これを届けてもらえませんか?

とても、便利な言葉です。
外国人の人が「使い分けられたら、日本語通」の単語の一つではないかな?


外国語を学ぶと、
「すみません」に、ピッタリくる単語がなかなかなく…。
自分が日本で多用していた事に気づきました。

私が気になるのは、①の使い方です。

留学している時、帰国後、
海外の人と関わってみて、
「まず謝る」のが、ベストではない事にたびたび遭遇。
クレーム対応に
開口一番「大変申し訳ございませんでした。」と言ったら
「そんな言葉だけじゃなく、どのように改善するか、を聞きたい。」と…。

日本人は、すぐに出てくる言葉は丁寧だけど、
行動や対応が遅れる事が多いのです。

クレームがつくと対応に慎重になるから、かもしれませんが
返事の期限も伝えられず
説明も足りなくて、
誤解を招くこともたびたび。
「いつになったら、返事してくれるの?」と催促され…。
「まだ、会議で結論が出ないので。」と平謝り。

昔、一緒に仕事をしていた中国人の人は、
滅多に謝らなかったけど(笑) 今はそんな事ないかな?
「じゃあ、こうするからどう?」と、
速攻で解決策を提案してくれる人は多かったような。


「誠意がちゃんと伝わる謝罪」は、相手の心に響きます。
でも、
「とりあえず、謝っちゃえ!」は、
相手に見透かされ、同じことを繰り返せば見下されたり、
自分への信用を失う事を
ビジネスを通じて、教えられました。


すぐに謝罪するのは、大事。
私も、まだまだ「日本語って難しい!」を痛感する日々。

でも、あなたの口癖、
“とりあえず”の
「すみません。」「ごめんなさい。」
に、なっていませんか?


 
鶴舞公園(名古屋市)のバラ、きれいだったな♪。







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